エネルギーパーク

次世代エネルギーパーク:〜バイオマス関連〜

次世代エネルギーパーク概要:

▷新エネルギーを中心とした次世代エネルギーについて、国民が実際に目で見て触れることで、 日本のエネルギー問題や将来のエネルギーの在り方についての理解を深めるため、「次世代エネルギーパーク」として、資源エネルギー庁では、エネルギー設備や体験施設等の整備を推進し ている。

▷「次世代エネルギーパーク」は、2006 年 5 月に取りまとめられた「新・国家エネルギー戦略」 に基づいて、2007 年より取組みが開始されている。地方自治体等を対象に、上記の趣旨に合致 し、かつ、地方自治体が主体的に取組んでいる、地域の特色を生かしているなどの 6 つの要件を満たしている計画について、認証・公表がなされる。

▷現在全国で 56 件の施設が認定されてお り、その内バイオマス発電およびバイオマス熱利用の設備を設置するエネルギーパークは 38 件ある。

 

バイオマスエネルギーが関連する事例:

真庭市地産エネルギーパーク :

2007 年に認定された最初のエネルギーパーク 6 ヶ所のうちの 1 ヶ所に当たる。

真庭市では 1999 年ごろより地元事業者グループによりバイオマスへの取組みを開始し、2006 年には、「真 庭市バイオマスタウン構想」を推進し、国からバイオマスタウンの認定も受けている。

バイオマス発電や熱利用などの市内一円のバイオマス関連施設を見学できるコースを観光ルート化し た「バイオマスツアー真庭」において、地域資源の活用が体験できるようになっている。

 

浜松市次世代ダイバーシティエネルギーパーク

静岡県内初の公有地によるメガソーラーをはじめ、これまで一般公開していなかった企業等 の太陽光発電や太陽熱利用設備、山間部の豊かな森林資源を活かしたバイオマス設備など規模 や種類の異なる官民合わせた 18 設備をエネルギーパークに認定した。

浜松の持つ多様な再エネポテンシャルを一体的に連携させ、見学できるような工夫を凝らして発信することで、再エネ産業の更なる集積を図る。

 

足寄町次世代エネルギーパーク

豊かな森林を利用したバイオマス熱利用設備など町内の再エネ施設をネットワーク化し、5 つのモデルコースを設定。年間 11 万人が利用する道の駅「あしょろ銀河ホール 21」とも連携 し、再エネ・観光・教育分野での足寄町の魅力発信強化を図る。